し か し ゅ う
『 詞花集 (アンソロジー) 』
~前略 中山大三郎さま
底抜けのバイタリティで、いつも歌謡曲を熱く語った作詞・作曲家の中山大三郎さん。繊細な詩心から生まれた作品は、時代を越えて多くの人びとを魅了してやみません。
この度の企画展では、生前にゆかりの深かった方々より、作品のリクエスト状という形で寄せていただいたお便りを紹介します。
広く愛されたお人柄を回顧しつつ、星野哲郎を生涯の師と仰いだ中山大三郎さんの作品と業績を振り返ります。
<リクエスト状を寄せてくださった方々>
(敬称略)
千 昌夫 :「味噌汁の詩」
天童よしみ :「珍島物語」
半田浩二 :「済州エアポート」
森 進一 :「ゆうすげの恋」
喜多條 忠 :「人生いろいろ」
前略 中山大三郎さま
「あの世」と「この世」の中間にあるラジオ局で、一晩限りのDJ(ディスクジョッキー)を務めることになった中山さん。そんな舞台設定のもとに、ゆかりの深かった方々から、一番好きな、そして思い出深い「中山大三郎作品」のリクエスト状を書いていただきました。
それぞれに付した作品評は、中山さんと公私に渡って交友が深かった音楽クリエイターの 松下章一さんによるものです。
どうぞ、ご来場ください。